「大丈夫です」は本当に大丈夫?

「大丈夫(だいじょうぶ)です」は本当(ほんとう)に大丈夫(だいじょうぶ)?

今年(ことし)最初(さいしょ)のテーマは「大丈夫(だいじょうぶ)」です。
「“大丈夫(だいじょうぶ)です”の意味(いみ)ですか?」
実(じつ)はこの質問(しつもん)、日本人にとっても簡単(かんたん)ではありません。
なぜなら 「大丈夫(だいじょうぶ)です」は、意味(いみ)が一(ひと)つじゃない日本語だからです。

日本語(にほんご)の「大丈夫(だいじょうぶ)です」は、場面(ばめん)によって意味(いみ)が大(おお)きく変(か)わります。

① OK・問題(もんだい)ありません

A:「明日(あした)の約束(やくそく)は10時(じ)で大丈夫(だいじょうぶ)ですか?」

B:「はい、大丈夫(だいじょうぶ)です」

👉 この場合(ばあい)は Yes の意味(いみ)です。

② 断(ことわ)る・いりません

A:「コーヒー、もう一杯(いっぱい)いかがですか?」

B:「あ、大丈夫(だいじょうぶ)です」

👉 この場合(ばあい)は No の意味(いみ)です。

③ 気(き)を使(つか)う・遠慮(えんりょ)

A:「手伝(てつだ)いましょうか?」

B:「大丈夫(だいじょうぶ)です」

👉 本当(ほんとう)は少(すこ)し大変(たいへん)でも、相手(あいて)のことを考(かんが)えて断(ことわ)る意味(いみ)もあります。

④ 本当(ほんとう)は大丈夫(だいじょうぶ)じゃない「大丈夫(だいじょうぶ)です」

みなさんが困(こま)るのは、この意味(いみ)じゃないでしょうか。

  • 体調(たいちょう)が悪(わる)いのに
     「大丈夫(だいじょうぶ)です」
  • 忙(いそが)しいのに
     「大丈夫(だいじょうぶ)です」

はっきり断(ことわ)ったり弱(よわ)いところを見(み)せたりしないこともあるんです。

もちろん、本当(ほんとう)にIt’s OKという意味(いみ)もあります。
でも、「はい」「いいえ」をはっきり言(い)うかわりに、
「大丈夫(だいじょうぶ)です」が使(つか)われることもあります。
日本人(にほんじん)と会話(かいわ)をしながら、ゆっくり使(つか)い方(かた)を理解(りかい)していきましょう。